LUXMAN CL35 MK-II
LUXMAN 最後の真空管プリアンプとして発表されましたPL45型を、
徹底的に検討し直して作り上げられたプリアンプのCL35、更に改良を重ねて
オーディオファンの熱い要望に応えて練りこみ世に送り出した真空管プリアンプ
【当社メンテナンス・ケア済／美品】の出品です。

高品位な使用パーツや回路技術はもちろん、透明感のある繊細で伸びやかな音質は、
真空管コントロールアンプの中でも傑出した銘機です。

出力段は、カソードフォロア回路を採用しており出力インピーダンスが低く、
電源電圧の変動による影響を受けにくい安定回路となっています。

当時、海外製で人気の高かったマランツ＃7やマッキンC-22など著名な
オーディオプリアンプ製品を解析した成果が盛込まれ、一段と完成度を高めた仕上がりとなっています。

当時、創られた製品の良い所は、日本人の我を張らず、得意のスペックス重視に頼らず、
素直に海外製品の良い感性を真似て創られたことです。
その意味でも、このモデルは稀に観る音楽性の有る真空管プリアンプかと思います。

是非、真空管の持つ中低域の肉厚なサウンドを知らない世代の方にも体験して頂きたいアンプです。

メインアンプを選ばずに合わせ易く、真空管やソリッドステートアンプとの相性も良く、
素晴らしい音質の伝統的なLUXサウンドをお愉しみ頂ける、LUXMAN CL35 MK-IIプリアンプです。


フォノ用の真空管には、PHILIPS ECC83を使用しております。

画像のコンデンサの交換し、今後の御使用を見据え、メンテナンス時に各接点部のクリーニングや基板の清掃、各部点検、修正、等を行いました。
内部
スタッフの一言...
海外の著名な製品を解析した成果を盛り込んだ管球式コントロールアンプとして、
ラックス CL-35が1970年に発売され、基本を踏まえ改良を重ねて1972年にLUXMAN CL35 MK-IIが発売されました。

真空管のラックスならではの柔らかく温かい厚みのある音色で、透明感のある心地良いサウンドを是非お愉しみください。

個人的な意見ですが.....
オリジナルのMarntz#7や#9、マッキンC-22等も当社で販売して音は知ってるつもりです。
確かにデーター上だけでは判断できない独特の魅力的なサウンドが有ります....

CL35Ⅱも、ご自分の好きな音に近づける手立ては有ります。
トランスやコンデンサーの交換は、専門職でないと無理ですが、
昔の様に秋葉原まで出掛けなくてもネットで良い真空管の入手が可能です。
同一ロットの良質な真空管の差し替えで激変し、CL35 MK-Ⅱを更にお愉しみ頂けます。

年代物のアンプは永く使用されてなかったりしますとそれなりのエージングが必要です。
ランニングテストを兼ね、CDプレーヤーを通しシステムエハンサーにより可能な時間エージング致します。



本機の 年代を考えますと当社では美品と判断いたしました。

使用に伴う小傷やスリ傷等はございますので、お気になさる方や、
新品同様品をお探しの方のご入札はお控え下さい。

当社にて内部メンテナンスと、外観のケア、クリーニング、動作チェック、エージングを致しました。
品でございますので、ご理解の上ご入札願います。



LUXMAN CL35 MK-II 管球式 コントロールアンプ

周波数特性 ・15Hz～40kHz -1dB
全高調波歪率 ・0.06％以下(出力2V)
出力電圧 ・最大15V(歪率0.3%)
出力インピーダンス・550
Ω
入力感度 ・Phono1、2：1.2mV
・Aux1、3：120mV(可変)
・Aux2：120mV
・Mic：0.5mV

SN比 ・Phono：64dB以上
・Aux：77dB以上
・Mic：60dB以上

使用真空管 ・12AX7/ECC83 6本 12AU7/ECC82 1本

本体寸法 ・幅 476mm 高さ 190mm 奥行 275mm
本体重量 ・12kg
本体(1974年)

付属品 ・ACケーブル
・取扱説明書（回路図付き）



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