この商品は、市販の製品を改造したものです。PCをUSBコードで接続することにより、色々な音楽ソースを楽しむことができます。ハイレゾ化などお好みに合わせた活用が可能です。 改造ベースのA-701Dは1987年にA817EXにDAコンバータを搭載した派生モデルとして登場しました。電源部の磁束を防ぐため、電源ブロックを他の回路から完全に分離させた2ボックス構造、エンクロージャー型ヒートシンク、重量5kgの大型電源トランスを2㎜厚の鋼板による堅固な筐体に格納しています。さらに重量が6.2kgある特殊合金製6点接地のベースを装着した総重量21kgのプリメインアンプです。シングルエンドPPで出力105W+105Wと十分な基本スペックを持っています。 ---- 良いアンプですが、DAコンバータ部が故障することが多く、後継機のA-701XDにモデル変更となりました。 このアンプが改造ベースとして使いやすい理由は、 ①DAコンバータ用に独立したケースが搭載されている ②電源部に改造に必要な電源を追加できる空間がある ことです。私は、Raspberryを追加搭載しVOLUMIO＋Subscriptionで音楽サーバー及び出品機材のテストベンチとして活用しています。 --- 改造の要点は以下の通りです。 ①市販のUSBDACの搭載 ②光入力用DACの搭載 ③Selectorリレー回路と24V1A電源の搭載 ④Raspberry Pi 等に給電可能な5V2A電源の搭載 USBDACのみであればUSB給電により電源が不要ですが、Raspberryの搭載を意図して5V電源を搭載しています。また、DIGITAL1,2,3全ポジションの利用を可能にしています。DIGITALポジションを選択しておけば、スルー機能で電源OFF時もUSBデジタル出力をREC出力することが可能です。 搭載ボード USBDAC：AIYIMA PCM2706 ES9023 USBオーディオDAC USB-C (USB 3.1 Type C) 光入力DAC : CS4344 このDACはPCMのみに対応しています。いわゆるハイレゾには未対応です。